消防設備士、まず目指す資格は?

消防設備工事・電気工事・消防設備点検およびメンテナンス業務などを行う、株式会社オーイーディーのブログ担当堤です。
今回のテーマは『消防設備士、まず目指す資格は?』についてです。
「消防設備士ってたくさんの種類があるけど、まずはどの資格を取ればいいの?」消防設備士の資格取得を目指すにあたり、そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

消防設備士の資格は、全部で13種類

消防設備士の資格は、全部で13種類あります。数が多いため、何から勉強したらいいかわからないとお悩みの方も多いかと思います
が、今回は、消防設備士の資格の中で、最初に取得するべき資格についてお伝えします。

■消防設備士とは?
消防設備士は、火災から人命や財産を守るために設置される各種設備(消火器、スプ
リンクラー、火災報知器など)を「設計・工事・点検・整備」するための国家資格で
す。消防法で定められた資格のひとつで、建物の安全を守るうえで欠かせない存在です。

この資格がなければできない仕事もあるため、現場では非常に重宝されます。もちろん、未経験からでも目指すことが可能です。

消防設備士の資格は、「甲種」と「乙種」に分かれています。
・甲種:設備の「工事・整備・点検」ができる
・乙種:設備の「整備・点検」のみができる(工事は不可)

さらに、扱う設備の種類によって1類~7類まで細かく分類されています。
(6・7類は乙種のみ)

これに特類が加わるので、特類+甲種(1~5類)+乙種(1~7類)の全13種類となります。

■初心者がまず目指すなら「乙種第4類」
結論からお伝えすると、未経験者がまず目指すべき資格は「乙種第4類」通称「乙4」です。理由は以下の通りです。

1. 扱う設備が多く、需要が高い
乙種第4類の対象は「自動火災報知設備」です。自動火災報知設備は多くの建物に設置されており、点検・整備の需要が非常に高い設
備です。現場での実務にもよく登場する設備なので、学んだ知をすぐに実務に活かすことができます。

2. 学歴・実務経験が不要
乙種第4類は、受験資格に制限がなく、どなたでも受験可能です。理系の知識や工業高校出身でなくても合格を目指せます。

3. 就職活動時にアピールできる
入社前に乙種第4類を取得しておくことで、会社側に「この仕事に本気で取り組みたい」という意志が伝わります。たとえ未経験でも、資格を持っていることで意欲を示すことができ、採用の後押しになるケースもあります。

乙種第4類に合格したあとは、実務を積みながら他の類や「甲種」へのチャレンジを目指しましょう。
特に甲種1類(スプリンクラー設備など)は、工事に関われるため、キャリアアップにもつながります。

■乙種4類からスタートし、徐々に仕事の幅を広げよう
乙種第4類は、現場でもっともニーズが高く、未経験からでも取得しやすい資格です。まずは学歴や実務経験の制限なく受験可能な乙種第4類の合格を目指し、安全を支える第一歩を踏み出してみませんか?私たちの会社では、消防設備士の資格取得を全力でサポートしています。未経験からのチャレンジも大歓迎です!資格取得後は、実務を通して着実にスキルアップでき、人々の命と財産を守るやりがいのある仕事に関わることができます。

ぜひエントリーページをお待ちしております。

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